だんだん暗くなるのがはやくなってきたと思ったら
冬至ですね。
かぼちゃを食べてゆず湯に入ろう。
なぜ、かぼちゃを食べるの?
かぼちゃを漢字で書くと南瓜(なんきん)つまり、
運盛りのひとつであり、陰から陽へ向かうことを
いみしています。
また、かぼちゃはビタミンAやカロチンが豊富なので、
風邪や中風(脳血管疾患)予防に効果的です。
本来かぼちゃの旬は夏ですが、長期保存が効くことから、
冬に栄養をとるための賢人の知恵でもあるのです。
なぜ柚子湯に入るの?
柚子(ゆず)=融通がきく、冬至=湯治。
こうした語呂合わせから柚子湯に入るとおもわれていますが、
もともとは運を呼び込む前に厄払いするための禊だと考えて
います。冬は旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気
がおこらないという考えもありました。
端午の節句の菖蒲湯も同様です。
柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実ります
ようにとの願いも込められています。